またウォンバットがやって来る

10月31日、タスマニア生まれで、この2年間ゴールドコーストのテーマ・パーク「ドリームワールド Dreamworld」で飼育されていたウォンバットの「ヘナ Henna」と「ヘクター Hector」が、日本最小の動物園として有名な、大阪府池田市の五月山動物園に送られる。
池田市の小南修身(こみなみおさみ)副市長と、動物園の田村ようこ主任飼育員がゴールドコーストに飛んでおり、ウォンバットに付き添って、シドニー、香港経由で大阪に戻る。

五月山動物園は、1992年1月、メスのウォンバット2頭が生まれており、オーストラリア国外としては初めて、ウォンバットの繁殖に成功している。
ドリームワールドのライフ・サイエンス担当ジェネラル・マネージャー、アル・ムッチ Al Mucci 氏は、「ヘナとヘクターがいなくなるのはさびしいが、池田市はウォンバットの大ファンで、ウォンバットの飼育では20年の経験がある。ヘナとヘクターがちゃんと世話してもらえることは当然だ。今後もっと繁殖のニュースが来ることを心待ちにしている」と語った。
ヘナとヘクターは、2004年に親を失った孤児で見つかり、ローンセストン Launceston のトロウナ・ワイルドライフ・パーク Trowunna Wildlife Park で飼育された。

池田市は1965年にローンセストンと姉妹都市協定を結んでおり、ドリームワールドでは、協定の一部としてウォンバットの日本までの輸送の準備をしている。
五月山動物園ではウォンバットが来園者のスターになっており、2頭が11月1日に到着すれば歓迎の式を開く。また、ウォンバットは池田市のマスコットにもなっており、市内の商店シャッターや池田市職員の名刺に描かれるなど、様々なところで目にすることができるそうだ。

ikeda-wombat.jpg
五月山動物園のパンフレットに描かれたウォンバット

ちなみに、ウォンバット(Wombat)はフクロネズミ目ウォンバット科の哺乳類の総称で、名前はアボリジニの言葉で「平たい鼻」を意味するとされている。
体長は約1メートル、ずんぐりとした体付きで、内股で歩く。脚と尾は極端に短く小さいためほとんど目立たない。オーストラリア南部およびタスマニアの低木林や草原に生息し、草食性で植物の葉や根を食べる。体色は黒、褐色、灰色。齧歯目のような前歯と鋭い爪を持ち、トンネル状の大きな巣穴を作る。夜行性で昼間は主に巣穴の中で過ごすが、曇りの日などはエサを求め動き回ることもある。

私が最初にウォンバットを目にしたのは、2000年に訪れたブリスベンのローン・パイン・コアラ・サンクチュアリだった。どう見てかわいいという動物ではないと思ったのだが、家内はすっかり気に入ってしまって、我が家にはウォンバットのぬいぐるみがちゃんと鎮座している。

WordPress database error: [Can't open file: 'wp_comments.MYI' (errno: 144)]
SELECT * FROM wp_comments WHERE comment_post_ID = '409' AND comment_approved = '1' ORDER BY comment_date

コメントを残す

TrackBack URI