イアン・ソープ、ドーピング疑惑を否定
3月30日のフランス紙「レキップ L’EQUIPE」(ネット版)の報道に端を発したイアン・ソープのドーピング疑惑問題。
昨年5月のドーピング検査で、テストステロンなど2種類の禁止薬物に異常な数値を示したとされたものだが、ソープは4月1日メルボルンで記者会見し、「異常な数値」を示していたことを認めた上で、「不正は決してやっていない。自分の記録には誇りを持っている」とドーピング疑惑について強く否定した。

記者会見するイアンソープ
イアン・ソープ Ian James Thorpe は、シドニー、アテネの2回のオリンピックで5つの金メダルを獲得するなど、オーストラリアのスーパー・ヒーロー。「魚雷」を意味する ‘torpedo’ をもじった “Thorpedo”(ソーピード)のニックネームを持つ。
昨年11月に24歳という若さで競泳界からの引退を表明したが、「イアン・ソープ基金」を設立して難病と戦う子ども達を支援するなどチャリティ、ボランティア活動を積極的に行い、現在は地元テレビ局のスポーツ・キャスターも勤めている。
昨年5月の競技は怪我のため欠場しており、世界記録の資格剥奪などに発展することはないと思うが、余りにも早かった引退と今回の疑惑とで、またいろいろな憶測が飛び交いそうな気配だ。

