ブリスベンが変わる(2) Hale St link bridge

川の町 River City ブリスベン。大きく蛇行しながら市内を流れるブリスベン川。
そのブリスベン川に新しい橋が架けられることになり、準備工事が始まった。
それがヘイル・ストリート・リンク・ブリッジ Hale St link bridge だ。

hale_st_roadwork.jpg
準備工事が始まり混雑を見せ始めた Coronation Drive

ブリスベン川には、現在、大小取り混ぜて12の橋が架かっている。うち3つは鉄道橋で、2つは歩行者専用橋である。

# 名称 用途 開通年月・全長ほか
1 Gateway 車両専用 January 1986
1,627m
Gateway Motorway
2 Story 車両・歩行者 July 1940
777m
3 Captain Cook 車両専用 1972
555m
Pacific Motorway
4 Goodwill 歩行者専用 October 2001
450m
5 Victoria 車両・歩行者 1969.
6 William Jolly 車両・歩行者 March 1932
498m
(Grey street bridge)
7 Merivale 鉄道 November 1978
8 Jack Pesch 歩行者専用 October 1998
9 Albert 鉄道 1895
10 無名 鉄道  
11 Walter Taylor 車両・歩行者 February 1936
12 Centenary 車両・歩行者  

ヘイル・ストリート・リンクは、ミルトン Milton とサウス・ブリスベン South Brisbane の間に計画されている有料橋で、地域の交通混雑を緩和し、アクセシビリティを改善して将来の都市開発を助けるものとして期待されている。

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ヘイル・ストリート・リンクの建設場所

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完成予想図

既成市街地とフォーティテュード・バレー Fortitude Valley の交通混雑を緩和するため、ヘイル・ストリートのパディントンとキングスフォード・スミス・ドライブのハミルトン間に2003年に開通したインナー・シティ・バイパス The Inner City Bypass (ICB) は、現在ブリスベン川の手前で止まっていて、川を渡ってウェスト・エンド方面に行くためにはウィリアム・ジョリー・ブリッジを渡るしかない。
サウス・ブリスベンとウェスト・エンド West End 地区には、今後10年間で1万人以上の人口増が予想されており、ヘイル・ストリート・リンクの建設によって、

  • ウィリアム・ジョリー・ブリッジにより多くの道路スペースを提供して他への用途転用を助けること
  • 公共交通機関、歩行者、自転車などの通行量の増加に対応すること
  • ペトリー・テラスからコンテス・ストリートを経由してサウス・ブリスベンのグレイ、ピート・ストリートへ向かう新たなルートを提供する
  • ウエスト・エンドからウーロンガバ Woollongabba 周辺地域の将来の住宅開発や都市再開発をサポートする

などの効果が見込まれる。

ヘイル・ストリート・リンクの建設については、予てから環境への影響などで論議を呼んできたが、今月13日に環境アセスメントに伴う協議に一応の決着がつき、計画は新しい段階に入った。
環境対策として、学校や教会のエアコン設備、二重ガラス窓設置などが要求され、総建設費が約2億ドルと膨らんだため、2010年開通時の橋の通行料金は、当初計画を20セント上回って2ドル60セントとなる予定。
本格的な工事は来年半ばにも着手されることになる。

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