ブリスベンが変わる(1) King George Square

一番お気に入りの街、ブリスベン。
私たちが最後にブリスベンを訪れたのは、早いものでもう5年前のことになってしまった。
そのブリスベンの街が今、大きく変わろうとしている。
オーストラリアの都市の中でも最大級の人口増加率を示しているこの街は、将来に向けての生活環境やインフラの整備が焦眉の問題となっており、さまざまなビッグ・プロジェクトが計画または実施に移されているのだ。

これから何回かに分けて、今ブリスベンで進められているビッグ・プロジェクトのいくつかを紹介していこうと思う。

キング・ジョージ・スクエアの地下にバス・ターミナル

ブリスベン滞在中、特に Wickham Terrace の SOHO Motel に宿泊中は、CBDへの往き帰りで毎日のように脚を休めたシティ・ホール前の広場、キング・ジョージ・スクエア King George Square の地下に、なんとトンネルが掘られ、バスターミナルが造られるという。
完成予想図を見ると、何がしかの上屋もできるようで、あの風景も多少は変わってしまうのだろうか。

キング・ジョージ・スクエア・バス・ステーション King George Square Busway Station は、Inner Northern Busway (INB) 整備事業の一環である Queen Street から Upper Roma Street までのトンネル化に併せて建設されるもので、既存の地下駐車場のさらに下のレベルに、近距離・中距離のバス乗り場が設けられ、地上の広場からは階段、エスカレーター、エレベーターなどでつながる。

現在、マイヤー・センター Myer Centre の地下にあるクイーン・ストリート・バスターミナルを出たバスは、アルバート・ストリートのスロープを上がって地上に出るが、完成後はアルバート・ストリートに造られるトンネルをそのまま進んでキング・ジョージ・スクエアの下を通り、ローマ・ストリート・トランジット・センターの手前で地上に上がる。CBDから北・西方面に向かうバスがこのルートを通ることにより、市内の交通混雑がかなり緩和されることになる。
2006年6月に既に工事が始まっており、2008年に完成・供用開始となる予定。

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※バスルートの計画概要(クリックすると別ウィンドウに大きく表示される)

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完成後のキング・ジョージ・スクエア

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断面図①(アデレード・ストリート側から)

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断面図②(シティ・ホール側から)

トンネルの掘削工事は既に6月からアルバート・ストリートの下で進められており、全長1.25kmのトンネル部分は来年末には工事が完了する。工事責任者のボブ・アトキンソン氏 Bob Atkinson (写真)によれば、掘削中に第2次世界大戦当時の防空壕の跡や100年前の下水道、路面電車の線路などが発見されたという。

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